看護師は増加、准看護師は応募・受験共に減少の現実

看護師は慢性的な人材不足で常に過酷な勤務を強いられているわけです。
そんな看護師を希望する人の看護学校への受験者数は2017年度も前年度に比べると増加しています。
それに比べて准看護師の応募者数、受験者数はともに減少しており、
2012年度に2万7千人強だった応募者が、2017年度には1万4千人強となり
約半分にまで落ち込んでいます。
そして入学者数に至っては、8306人の定員に対して7692人となり
定員割れだけでなく統計を取り始めてから初めて8000人の大台を下回っています。

このように看護師を希望する人が増える一方で、准看護師の希望者が
減少しているのは、景気の動向が影響しているのでは?という見方があります。
ただ、根本的には准看護師の待遇が問題としてあるのではないかと思われます。
准看護師の魅力が低下したわけではないと必死になって火消していますが、
看護師と准看護師なら目指すとすれば看護師と考えるのは普通でしょう。

日本医師会の常任理事は准看護師の役割は大きいとしていますが、
本当に役割が大きいのであれば減少していると言う現実に対して、
根本的な対応を行うべきではないでしょうか。
それを養成所への財政的な支援が足りないなどといって、国に財政出動の
必要性を訴えると言う方法では何かが違うと思います。

どうして看護師が増えて、准看護師が減っているのか
それが待遇面の問題ではなく景気の動向だと言い切る理由はどこにあるのでしょう。
景気の動向=待遇面で恵まれていないことの証と言えるのではないでしょうか。