2016年3月アーカイブ

宮崎県警が看護師を採用

宮崎県警が県内3カ所の運転免許センターに看護師4人を採用しました。
看護師は運転適性相談員として働くそうです。

近年、高齢者の運転が問題になっています。
実は毎年交通事故の死者数は減少傾向にあるのですが
高齢者の起こす事故の割合は増え続けています。
交通事故全体の2件に1件が高齢者が起こしているそう。

原因はいくつか考えられます。
・長年大丈夫だったからと慢心してしまい、油断につながる
・認知症だと気付かず、判断力が低下してしまう
・視界が狭まったり、反応が遅れるなど身体機能の低下
・病気の発作
などです。

特に怖いのが知らず知らずのうちに認知症が進んでいるケースです。
この結果、ブレーキとアクセルを間違えて壁に突っ込んでしまったり
高速道路の出口から侵入して逆走してしまったり
踏切から線路に侵入してしまうという事故が起きています。

しかし警察官は医療従事者ではないため
認知症かどうかの適切な判断ができません。
そこで看護師が運転適性相談員として身体能力や認知能力を確認し
場合によっては免許の返納を促すことになります。
また同時に医学的なアドバイスをしたり、病院の受診を勧めることもあるそう。

すでに同様の取り組みを行っている熊本県警では
看護師を配置したことで認知症の症状に応じたアドバイスができているそうです。
交通の場面でも看護師の知識が役立つというのは嬉しいことですね。
高齢者の交通事故は社会的な問題ですから、今後改善していかなくてはいけない問題です。