2015年10月アーカイブ

看護師が死亡確認可能に、検討開始

現在、看護師は独自に死亡確認をすることは出来ません。
看護師が死亡確認が可能な条件としては、医師の最後の診察から24時間以内に
患者が死亡した場合に、看護師が現場で死亡を確認し医師に伝えることで
医師が死亡診断書を交付できるケースのみです。
24時間を超えてしまうと、患者が死亡状態にあっても看護師だけの死亡確認では
医師は死亡診断書を交付できないので改めて医師が確認しなければならない。

ココで問題になるのが医師が少ない地域にあって、到着までに時間がかかるケース。
自宅で最期を看取りたいという家族の思いや、本人の希望がある場合などで
このような事態が起こりえます。
そのため、人によっては死亡に備えて入院するという本末転倒な状態となっていることも。
そこで出てきたのが、看護師による死亡確認を可能とする規制緩和です。
医師の最後の診察から24時間を超過していても、医師の指示のもとで看護師が死亡確認すれば、
死亡診断書を交付できるようにするという検討内容です。

確かに過疎化が進む地方などではこの方法は合理的でしょう。
問題は家族との事前同意がしっかりと出来ているかという点です。
あとは、故意に死亡させた場合など犯罪によるものを見逃す恐れがあるとも指摘されています。
いずれにしてもこのような規制緩和は進めていくべきでしょう。
経験を積んだ看護師であれば死亡確認は可能だと言う考え方は、理にかなっていると思います。